「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産に登録されました!!!

  

 

  ↑鈴木元彦著『フォトエッセイ 光の五島Ⅰ』サンエムカラー、2015年より

 

 

 

 

 

ハレルヤ

 

ながかった。

でも潜伏キリシタンが耐え忍んできた期間と比べたら微々たるものだ。

 

この度、2018年6月30日(土)18時30分頃、

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎、熊本両県)が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の第42回世界遺産委員会によって登録されました。

 

とてもうれしいことです。今も生きている潜伏キリシタンの方々や長崎の地域に住んでいるクリスチャンやノンクリスチャンと何度も何度も対話を続けました。もうかれこれ10年ぐらいにはなるでしょうか。世界遺産に登録することを期待しているノンクリスチャン、世界遺産に登録されることを期待していないクリスチャンと、それぞれの気持ちが錯綜していました。今も差別がありました。

 

クリスチャンは、教会堂が世界遺産ではなく、信仰が世界遺産だと考えている方が多かったです。クリスチャンからすれば当然のことです。
結果、行政(政府)が教会堂を世界遺産に登録したいという思惑によって、15年にユネスコに提出された「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」は、ユネスコに世界遺産に推薦されましたが、世界遺産に登録されませんでした。イコモスは、「日本の特徴である禁教期に焦点を当てるべきだ」と指摘し、政府は推薦を取り下げました。現存する教会堂は、キリスト教が禁教が終わった明治初期に建てられたものです。3世紀にもおよぶ信仰を受け継いできた明治前の時代が世界遺産なのです。その時代を受け継いできた人々が生活をしていた集落が大切なのです。その場所には、祈りが沁み込んでいるからです。

 

17年、長崎、熊本両県は、隠れキリシタン、潜伏キリシタン禁教期に焦点をあて、再度推薦書をユネスコに提出しました。その結果、今回の世界遺産登録に結びつきました。明治期に建てられた教会堂ではなく、何世代も信仰を受け継いできた人々の「集落」に焦点をあてたのです。

 

想像してみてください。

自分が生まれて死ぬまで光を見ることがなく、希望を見ることがなく、夢を見ることがなく、

いや、生まれてから死ぬまで唾を吐かれ、罵られ、蹴られ、殴られ、食べ物も与えられず牢屋に入れられていることを。

それが、自分だけではなく、自分の両親も、自分の祖父母も、さらに、自分の子どもたちも同様に迫害や弾圧を受けていた事実を。

 

私たちの想像を遙かに超えた7世代にもおよぶ迫害があった明治前の3世紀の時代を。

 

闇のなかの闇、地獄の中の地獄、

しかし、キリスト教の「信仰」だけは、守り続けました。勿論「信仰」を守れなかった人もいます。それが現実です。

 

キリスト教の「信仰」とは、なんなのか。考えてみてください。長崎・五島列島や島原に行って、感じてみてください。

「信仰」の真理が分かってきたとき、あなたの心の中に平安が生まれると信じています。

 

ながながと、今の気持ちを修正もせず、ただただ、書きました(^o^)

今の瞬間を大事にするためにも。

 

 

 

シャローム

2018.06.30

鈴木

 

  ↑鈴木元彦著『フォトエッセイ 光の五島Ⅰ』サンエムカラー、2015年


 

 

 

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