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【銀座】一度は訪れたい東京3つの教会めぐり、美術家と祈りの聖堂を拝見~東京最古の築地教会、美しすぎる聖ルカ礼拝堂、打放しモダンな銀座教会~



教会巡り

教会めぐり

一度は訪れたい、美しい聖堂へ。 東京の真ん中で、戦災を乗り越え大切に守り継がれてきた祈りの空間です。

今回はなんと、3つの教会内部を拝見。 まるでギリシア、パルテノン神殿のような東京最古のカトリック教会。

巨匠アントニン・レーモンドが手掛けた聖路加国際病院の旧館、そのなかの美しすぎる礼拝堂。薔薇窓やステンドグラスが彩る荘厳な空間に、思わず息を呑みます。

最後は、銀座の街に100年以上息づく銀座教会。打放しモダンな祈りの建築を拝見しましょう。




聖ルカ礼拝堂

聖路加国際大学 聖ルカ礼拝堂

今回のお勧めの礼拝堂は、聖路加国際大学 聖ルカ礼拝堂です。「病院の心臓である」と言われるこの礼拝堂(チャペル)は、病院の一部としての礼拝堂ではなく、病院の中心であると同時に、礼拝堂を中心に病院全体が設計されました。設計当時は、各階の病棟から礼拝堂に入って祈ることができ、建物全体にパイプオルガンの音色が響きわたりました。このチャペルは、医療と祈りが一緒になる場所であり、患者さんやその家族、病院、国際大学の教職員と学生のための「祈りの場」として設けられました。今日では、病院・国際大学が理念に掲げている「キリスト教の愛」を実践しようとする共同体に発展しています。



聖路加国際病院の理念


This hospital is a living organism designed to demonstrate in convincing terms the transmuting power of Christian love when applied in relief of human suffering. Rudolf B.Teusler(1933)


キリスト教の愛の心が 人の悩みを救うために働けば 苦しみは消えて その人は生まれ変わったようになる この偉大な愛の力を だれもがすぐわかるように 計画されてできた生きた有機体がこの病院である                         ルドルフ・B・トイスラー(1933)



聖ルカ礼拝堂の理念

(ミッション・ステートメント)

神の恵みにより建てられた聖ルカ礼拝堂は、病院・大学の礼拝堂としての特性を踏まえ、これらの存在基盤である「キリスト教の愛」を、常に示し続ける使命を担う。具体的には、病院の礼拝堂としては、患者、その家族、医療スタッフ、職員、ボランティアに対して、国際大学の礼拝堂としては、学生、教職員に対して、教会としては、地域と社会の人々に対して、祈りと慰めの機会と場を提供していくとともに、これらの人々と教会員が、神の愛のみ旨を成し遂げていくことができるようにささえ合い、ともに働きつづける。



歴史

1901年(明治34年)米国聖公会宣教医師トイスラー博士により建てられた聖路加病院の礼拝堂として発足。1923年(大正12年)の関東大震災や2年後の火災を経て、現在の礼拝堂は1936年(昭和11年)に完成し、聖別式が行われた。当時はどの病室からも礼拝堂のバルコニー席に出て祈ることができ、患者さんの精神的な支えになっていたと言われている。1945年(昭和20年)敗戦とともに病院と看護学校の建物のすべてがアメリカ軍に接収され、米国陸軍42病院(42nd US Army Hospital)のチャペルとしての時を過ごした。1956年(昭和31年)接収が解除され、礼拝堂で病院再興感謝礼拝が行われた。

礼拝堂以外に「トイスラー記念ホール」という小礼拝堂が病院本館(診療棟)にあり、これは1992年に完成した。

現在、旧館の礼拝堂は改修工事中のため、向かいにある元ロビーを臨時チャペルにして礼拝が行われている。



5年ぶりに復活!聖ルカ礼拝堂に響き渡ったパイプオルガン「祈りの場」(2023年4月28日)



聖ルカ礼拝堂 竣工記念礼拝 2023年4月28日

映像が見られない場合は、こちらからアクセスしてください。



教会めぐり


開催日

2024年1月27日(土)14:00~17:00頃


集合場所

東京メトロ「新富町」4~7番出口方面改札前

※手旗を持ったスタッフがお待ちしております。


コースルート

【距離:約3km】東京メトロ「新富町」駅 → 1.カトリック築地教会 → 2.聖路加国際大学聖ルカ礼拝堂 → 3.銀座教会 (解散)


参加費用

6,000円(消費税・保険料込) ※全志納料込み

※中学生以下は、保護者同伴に限り参加費用不要


定員

18名(要予約)







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