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美術史家本江邦夫先生に学び、「国画会」新会員へ。

更新日:4月19日

本江邦夫

↑ 第92回国展(国立新美術館、2018年) 左:本江邦夫先生

写真部 鈴木元彦

1981年 東京都新宿区生まれ

2013年 第87回国展 初入選

2014年 多摩美術大学大学院 美術研究科 博士後期課程 修了

2014年 第88回国展 国画賞受賞

2014年 Art Fusion 2014(米国・ニューヨーク)

2016年 第90回国展 準会員推挙

2016年 JIGUM展(韓国・釜山)

2016年 釜山国際彫刻展(韓国・釜山)

2018年 第92回国展 準会員優作賞受賞

2019年 第93回国展 会員推挙

他、個展、グループ展等多数

主な著書に『光と祈りの空間―ル・トロネ修道院―』(2012年、サンエムカラー)、『日本の最も美しい教会』『東京の名教会さんぽ』(2016年、2017年、共にエクスナレッジ)などがある。


ハレルヤ

初出品から7年目で会員に推挙されました。感謝です。

全ては小さな美術家である私を支えてくれた方々のお陰だと、真摯に受け止めています。


絵画、版画、彫刻、工芸、写真の五部の中で最優秀賞である「国画賞」を初出品の翌年に受賞させて頂いて、会友、そして準会員に推挙させて頂きました。それから、2年後に準会員の中の最優秀賞である「準会員優作賞」を受賞させて頂きました。この大きな2つの賞を頂いて新会員に推挙させて頂きました。


私は多摩美術大学大学院博士後期課程で美術を学びました。特に主査であった美術史家本江邦夫先生の下で創作と理論の両輪を通した作品制作について学びました。また、美術にとって何が大切か、美術家にとって何が大切かを学びました。3年間の博士後期課程での時間は、私にとってエスプレッソのような濃密で豊かな時代でした。この時代で育まれたものは、美術家として生き、美術家として作品をつくる上で必要な「ものさし」であり、「羅針盤」でした。


本江先生は、美術団体であり、公募団体である国展で作品を発表することの意義があることを認めてくれました。そして、可能な限り毎年、作品を見に来てくれました。言葉数の少ない先生でしたが、一言一言に重みがありました。


天に召された本江先生が教え子として認めてくれたことに対して、恥じることのないようにこれからも作品制作を継続していきます。


次回の発表は、11月1日から始まる第93回国展受賞作家展・国展秋季展(東京都美術館)になります。

是非、見に来てくれましたら幸いです。




シャローム 鈴木元彦

2019.09.09

新会員
新会員





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