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国際美術書籍『アートメゾン』で作品発表が推薦されました!

更新日:2023年10月29日

アートメゾン

↑A.M.S.C.(国際美術評論家選考委員会)スペイン本部5名の推薦内容

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↑A.M.S.C.(国際美術評論家選考委員会)スペイン本部から届いた封書 ※住所は削除しました。

ハレルヤ

突然、スペイン・マドリードから国際便が届きました。よく分からず封書を開けてみると、A.M.S.C.(国際美術評論家選考委員会)スペイン本部5名の総意として、私の作品を国際美術書籍『アートメゾン・インターナショナル』に掲載を推薦する内容でした。紙面には、「作品に感じられる精神性の高さ」と、スペイン語と日本語訳で書いてありました。この言葉は、単純に嬉しいものでした。なぜなら、自作品の最大のテーマは、「光」であり、精神性を込めて制作しているからです。光は、キリスト教の神の存在そのもです。神の愛でもある光をたくさんの方に伝えること(福音)こそが、アート作品を制作する最大の目的だからです。

今回推薦された作品は、写真作品らしいのですが、写真や絵画、彫刻、建築などを制作する上で大切にしているのものが「精神性」なのです。自作品の精神性は、聖と俗の強いコントラストから生まれてくるものです。この強い聖と俗のコントラストは、私の生まれ育った環境そのものなのです。なぜなら、私は、5代目のクリスチャンとして東京の新宿の教会で生まれ育ちました。小学校の友達と遊ぶ場所は、日本の俗世界を代表する歌舞伎町の中心地でした。しかし、教会の実家へ帰ると、そこは聖なる世界でした。毎朝、祈り、学校に行っていました。毎朝、路上生活者が訪れ、両親が食事を分け与え、共に食事をする日々でした。私はこれらの育った環境によって、光と影の強いコントラストが作り出す作品を生み出すようになりました。作品で表現している世界は、私自身なのです。

※1996年、A.M.S.C.(国際美術評論家選考委員会)は、スペイン・マドリードにて創設され、加盟メンバーにはスペイン以外にフランス、イタリア、ドイツ、メキシコ、またアジアでは中国、日本に籍を置いているそうです。


笑い話というか裏話として、A.M.S.C.(国際美術評論家選考委員会)の日本支社からは、何度も電話があったそうですが、その電話番号を着信拒否設定になっていたためにまったく気がつきませんでした。また、日本支社は、日本の作家の情報をスペイン本部に提供するのみであり、作家の推薦は、あくまでもスペイン本部の方で行われるとのことでした。そのため、日本支社は、A.M.S.C.(国際美術評論家選考委員会)スペイン本部からの封書が各作家に届いていることも把握していないようでした。

来年に販売予定の国際美術書籍『アートメゾン・インターナショナル』は、B4サイズで500頁近いこともあり、辞書のような大型本だそうです。そして、昨年の書籍においては、約200名の日本人作家が紹介されたそうです。一人の作家には、一頁の紙面が与えられ、スペイン人やフランス人などの批評家のコメントがバイリンガルで表記されているそうです。また、作品を日本支社に送り、写真撮影を行ってくれるそうです。写真作品は、データを送るだけでも大丈夫そうですが、今回は、写真作品で使用している紙も大切だと考えておりますので作品自体を7月に送りたいと思います。

世界各国の美術評論家たちに日本人の作家を紹介する国際美術書籍『アートメゾン・インターナショナル』に掲載が推薦されたことは、美術家としての活動を応援して下さっているすべての方によるものだと確信しています。ただただ、感謝です。

↓昨年販売された『アートメゾン・インターナショナル』は、Amazonでも販売されておりました。

アートメゾン
アートメゾン・インターナショナルとは:

“東洋と西洋の出会い”この言葉をキーワードとして1996年に創刊された『アートメゾン・インターナショナル』。それは現代日本美術を総括的に紹介する国際美術書籍です。海外の美術関係者たちに才能を認められている日本の芸術家の作品を、オリジナルの色彩を最大限に再現した美術印刷で、誌面の許す限り数多く、そして大きく掲載。世界各国の美術評論家たちが、一作ずつ作品評価のポイントを解説し、作品鑑賞の手助けをします。

『Art Maison International Vol.21』

2017年3月31日 初版発行

監修:ペドロ・フランシスコ・ガルシア (スペイン・マドリード)

発行人:野口和男

装丁:B4大判サイズ/472頁/ハードカバー

言語:全編英文和文併記

発行元:株式会社 麗人社

発売元:株式会社 メディア・パル

印刷:昭栄印刷 株式会社

製本:株式会社 渋谷文泉閣

価格:8,000円(税別)

シャローム

2018.05.29

鈴木



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