2019年3月21日

第93回国展 国画会写真部『小中高生フォトフェスタ』

最終更新: 2023年11月3日

「第93回国展 国画会写真部企画展『小中高生フォトフェスタ』-写真部創設80周年記念ー」のお知らせ②

↑入選目録(表紙デザイン:鈴木元彦

↑国画会写真部の紹介(P2)

↑ごあいさつ

小中高生フォトフェスタの応募総数1300点以上!感謝です。

ハレルヤ

私が所属する美術公募団体「国画会」(絵画部、版画部、彫刻部、工芸部、写真部の5部構成)の写真部にて、小学生、中学生、高校生を対象に、次世代のアーティストを発掘する写真作品を全国から募集しました。そして、小中高生フォトフェスタの国立新美術館デビューを通して、我が国の芸術文化を振興することを目的とした本企画展の入選目録が完成しました。

入選目録の挨拶文にも書かれているように応募総数1318点の作品が集まったことは、大きな恵みでした。写真作品からは、既成概念にとらわれない子どもたちの視線や世界をダイレクトに感じ取れました。

作品は、技術よりも表現を優先することが大切です。

表現は、第三者に伝えたい気持ちが大切です。

伝えたい気持ちは、人と人の関係をつくることです。

人と人の関係は、世界が平和になる種になります。

既成概念にとらわれない子どもたちの写真作品は、世界が平和になる種をもっています。

この種は、地に蒔かれてすぐにみのることもあれば、ある程度の時間が経過してみのることもあります。

もしかしたらみのならないこともあるかもしれません。しかし、種が蒔かれなければ、平和の花が咲くことはありません。

美術公募団体「国画会」を通して毎年作品を発表させて頂いておりますが、

写真部創設80周年記念による本企画展を通して750点以上の平和の花の種が蒔かれたことは、とても嬉しいことです。

最後に小中高生フォトフェスタの応募は終了しましたが、国展(本展)の応募は4月21日・22日になります。

本展の鑑査は、国立新美術館に展示する作品そのもので行います。鑑査では、デジタルデータや小さなプリントではなく、現寸サイズの写真(プリント)から額縁までのすべてを総合的に判断して行われます。人と人の関係をつなぐ作品は、物質的な存在を大切にし、物質がつくりだす空気を大切にしています。物質とは写真作品そのものです。

小中高生フォトフェスタを通して国画会の精神に感心を持たれましたら幸いです。

国展(本展)の応募をお待ちしています。

シャローム

鈴木

本展の開催概要は、こちらになります。(https://kokuten.com

本展の出品要項は、こちらになります。(https://kokuten.com/31915

#小中高生フォトフェスタ #国立新美術館

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